第1回
(2005/03/05) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
砂漠で散々な目に遭って懲りたのか、久々にバルバドス地方へと戻ってきたファンブラーズ。
ローラとシローがクラスチェンジの申請のためギルドに向かう一方で、残りの3人は一足早く新しい仕事先へと向かいます。
今回の依頼の内容は、子供に奪われた宝石を取り返すこと。
依頼人が貴族とあって、ヴィヴィオなどはあからさまに気が乗らない様子でしたが、これも仕事。
宝石を奪ったと見られる少女を追いかけて森を抜けていくと、やがて城が見えてきました。
城へ入っていった少女をさらに追おうとしたその時、森から動物たちが出現。
ヴィヴィオ『……っと、ちっ、うざってぇ!!』
もはや獣の相手も慣れたもの。慌てず騒がず、一匹ずつ仕留めていく3人。
しかし……。
スラーヴァ『……? 手応えが妙だな……』
スラーヴァの声に、倒された動物の1匹に近寄るキャロライン。
すると、その傷口からは白い綿がのぞいているではありませんか。
キャロライン『これってヌイグルミだよね?』
動物かと思いきや動くぬいぐるみ。
どうやら、この依頼も一筋縄ではいかない予感が……。
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今回の一言
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『最近の子供ってたくましいって言うか、荒んでるって言うか……』
(キャロライン)
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微妙に若さを感じさせない台詞なのは何故だろう。 |
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第2回
(2005/03/13) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
新しい依頼と思いきや、いきなり動くぬいぐるみのお出迎え。
微妙に警戒が高まる中、まずはローラが一足先に合流します。
ローラ『ただいまですぅ^^うわぁ〜!これってぇ、ヌイグルミですかぁ?』
やはり年頃の女の子と言うべきか、ぬいぐるみを前に騒ぐローラ。
そんな折、城の門柱に人影が……。
シロー『待たせたな! シロー・オサフネここに参上』
いつからそこにいた貴様。
――しかし、他のメンバーの視線はすでに別の一点に集中していました。
あの少女が再び姿を現し、城の奥へと入っていったのです。
ヴィヴィオ『いやがったな、このクソガキ!! 待ちやがれコラァ!!』
真っ先に駆け出したヴィヴィオに続き、スラーヴァも
スラーヴァ『説明は後だ! 今はあの子を追う!』
と、言い放ったきり走って行ってしまいました。
シロー『……無視か!?』
ネタを外してショックだったのか、一瞬呆然としたシローでしたが、すぐに気を取り直して後を追うことに。
すると、ヴィヴィオたちの前にまたもぬいぐるみの動物たちが出現。
キャロライン『このカワイイの、倒すの嫌だなぁ><;』
いまいち女性陣は気が乗らない様子でしたが、彼らを倒さないことには前に進むことができません。
仕方なく、速攻で片をつけることに。
ひとまず動くものが無くなった時、パーティの前に意外な人物が現れました。
スラーヴァ『男爵? どうしてここに……』
何と、それは今回の依頼人である男爵でした。
驚くスラーヴァたちをよそに、この2人はというと。
シロー『誰だ、このおっさん?』
ヴィヴィオ『おっさんはどーでもいーんだ、あのガキゃぁどこ行きやがった!?』
微妙に失礼二重奏。
さすがに機嫌を損ねたのか、やけにぎこちない表情の男爵。
――ファンブラーズの明日はどっちだ!?(嘘)
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今回の二言 |
『無駄な殺生は好まん、死ねぇ!』
(シロー)
『いやいやいや、好まないのに殺すのかよ!』
(ヴィヴィオ)
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さすが、ツッコミは忘れないのね……。 |
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第3回
(2005/03/18) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
少女を追うファンブラーズの前に、突如現れた依頼人の男爵。
何でも、犯人は彼の孫娘だったので依頼をキャンセルしたいとのこと。
状況からして胡散臭い話ではありますが、頭に血が上った彼にはそんなことはまったく関係なく。
ヴィヴィオ『てめぇコラ、孫娘をどこにやりゃぁがった!!』
と、男爵の胸倉を掴んで詰め寄るヴィヴィオ。
他のメンバーが止める間もなく、直後足がもつれて転んでしまいます。
気がつくと、彼の腕の中にはもげた男爵の首。
ヴィヴィオ『ぎゃー!!! おおおおお俺のせいか!? これ俺のせいか!!?』
ヴィヴィオ、恐慌状態。
ローラ『にゃ〜〜ぁ!! ヴィヴィオくん、早まりすぎですぅ』
シロー『おー、これがでんせつのくりてぃかるひっと(棒読み)』
キャロライン『そ、そんな冗談言ってる場合じゃないですって! 首が、首がぁ!』
仲間たちが口々に騒ぐ中、ふと異変に気づくキャロラインとスラーヴァ。
キャロライン『……って、あれ?』
スラーヴァ『――ヴィヴィオ。まずは、よく前を見るんだ』
スラーヴァが指した先には、地面に転がっている男爵の胴体。
その首があった場所には、なにやら白い綿が……。
ヴィヴィオ『あ? ……ってこりゃぬいぐるみじゃねぇか!』
顔を上げると、そこではあの少女がクスクス笑っているではありませんか。
どうやら、これも彼女の仕業のようです。
ヴィヴィオ『――頭きた、泣いて謝っても許さねぇぞおらァッッッ!!!』
とうとう堪忍袋の緒が完全に切れたヴィヴィオ、少女を追ってひたすら走ります。
途中で出てきたぬいぐるみ達を軽く一掃し、奥に進んでいこうとしたその時……。
ヴィヴィオ『待ちやがれコラァぁぁぁ!』
スラーヴァ『これは……駄目だ、走るなヴィヴィオ!』
ヴィヴィオ『……あ?』
先の部屋に鋭い針のついた壁があるのを見て、警告を発するスラーヴァ。
しかし、時すでに遅く。
ヴィヴィオが振り向くと同時に、シローが彼を追い抜いて部屋に飛び込みます。
シロー『逃がしはしなーい!(カチッ)』
今何かカチッっていった。
見ると、足元にはピアノ線。
どう考えても、何かの罠に違いありません。
キャロライン『はぁ、どうしていっつもこうなるんだろう (--)=3』
いやキャロライン、そんな顔されても……。
てか、何か動き出すような音がしているんですが。
一体何が起きているのか!? 以下次号!
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今回の一言 |
『邪魔をするとこのおっさんのようにしてやるぜ、死ねぇ!』
(シロー)
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この時、彼の前には首のもげた男爵のぬいぐるみ(残骸)。
……うわぁ。 |
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第4回
(2005/03/26) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
色々とおいたの過ぎる少女を追い、城内をひた走るファンブラーズ。
そんな中、足元への注意がおろそかになったのか、シローが罠を作動させてしまいます。
スラーヴァ『壁が……動き出した!?』
彼の視線の先には、鋭い針が一面についた壁。
いつしか退路は塞がれ、逃げ場のない部屋でそれはゆっくりとパーティに迫ってきます。
スラーヴァ『くっ……まずい! これは本当に悪戯じゃ済まないぞ!』
このままでは、串刺しになった上に潰されてしまいます。
絶体絶命の状況下で、この窮地を作り出した当の本人はというと。
シロー『勢いあまって、つい踏んでしまった。今は反省している(棒読み)』
嘘つけこの野郎。
いっそ殴ってやろうか……。
一方、女性陣はというと。
ローラ『こんなもの家にしかけないで下さいよぉ><;』
キャロライン『どーするんですか!? 壁ですよ、壁! 針までついてるし〜』
あまりのことに、流石に狼狽を隠しきれない様子。
対して、今回ブチ切れっぱなしのヴィヴィオの答えは至ってシンプルでした。
ヴィヴィオ『こんなモンぶち壊しゃーいーんだよ! オラオラオラオラァッッ!!!』
それを聞き、スラーヴァもとうとう決断。
スラーヴァ 『――賭けに出るしかない。戻れないなら、前に進んで突破するまでだ!』
無謀とも思えますが、現状でそれ以外に手がないのも事実。
何もしなければ、このまま全員死ぬだけです。
かくて、生き残るための総力戦が開始されることとなりました。
敵は針の壁とぬいぐるみ数体。
壁が迫ってくるまでにぬいぐるみを突破し、これを破壊しなくてはいけないわけです。
短期決戦を見越し、今回は全員AIを攻撃的に設定しました。
まずは、ローラが針の壁を止めるべく動きます。
ローラ『ねちゃえ〜〜! ってぇ、壁に効くんですかねぇ^^;』
スリープで接近を遅らせる作戦だったのですが……。
さすがに効きませんでした。
しかし、僅かながらダメージはきちんと入るので、射撃やヴィヴィオの魔法と合わせて、少しずつ壁の耐久力を削っていきます。
一方、前衛たちはぬいぐるみ相手に奮闘。
シロー『今だ、喰らえ! オサフゥネェエエ……波ァァ!!!!』
久々にオサフネ波が炸裂、しかも今回は景気よく3連発です。
シロー『……お前はもう死んでいる』
吹き飛ばされたぬいぐるみの残骸が舞う中、こんな台詞が。
いや、もともと生きてないし。
前列の雑魚を一掃したところでスラーヴァが針の壁を破壊、その後、シローがちゃっかり空中に逃れていた兎のぬいぐるみにトドメを刺してようやく戦闘終了。
壁が動きを止めたのを見届け、奥に見える扉から脱出を果たします。
スラーヴァ『何とか……部屋を抜けたな――』
そうやって一息ついたのも束の間。
ヴィヴィオ『へっ、そろそろ観念したか? ……なんだと!?』
――新たな部屋で、ファンブラーズを待ち受けていたものとは?
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今回の一言 |
『針の壁を殴って刺さったら負けだと思っている』
(シロー)
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うるさい、黙れ。 |
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第4回【2nd】
(2005/04/02) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
大掛かりな罠をくぐり抜け、何とか部屋を脱出したファンブラーズ。
数々の仕打ちに激昂しっ放しのヴィヴィオは、我先にと奥へ飛び込んでいったのですが……。
その時、彼の足音からまたも(カチッ)という音。
スラーヴァ『な……また同じ仕掛けが!?』
ローラ『はい? あれってぇさっき壊しましたよねぇ?(;−;)』
顔を上げてみると、そこには先ほど壊したものとまったく同じ針の壁。
――そう、罠は一つではなかったのです。
再びピンチを迎えてしまったパーティですが、その時ヴィヴィオは……。
ヴィヴィオ『勢いあまって、つい踏んでしまった。今は反省している』
微妙に前回のシローと同じ台詞。
それを聞き、当の本人はこんな言葉を。
シロー『ヴィヴィオー……パクリは駄目だと思うぞー』
ヴィヴィオ『いやお前が言うなよっ!?』
と、いつも通りのやりとりを交わす2人ですが、状況はかなり逼迫しています。
ヴィヴィオ『……てかなんで二重トラップになってんだよ!! ふざけんなー!!』
ようやく現実に返ってきたヴィヴィオが憤る一方で、ここにも堪忍袋の緒が切れた人が……。
スラーヴァ『命を何だと思ってる……子供の遊びじゃないんだよーっ!!』
もはや悪戯で済まされない少女の所業に、普段は温厚な彼もとうとう我慢の限界を迎えてしまったようです。
『腕が千切れるまで戦ってやる』と、怒りも露に剣を抜くスラーヴァ。
シロー『スラーヴァさん落ち着いて……いや、その……ごめんなさい』
その迫力に押されたのか、声をかけるシローもいつになく弱気。
てか、何故敬語……。
実際、今回のスラーヴァは終始攻めの一手でした。
ぬいぐるみを蹴散らし、針の壁に肉迫したところで剣を一閃。
前回に引き続き、死の罠を破壊することに成功しました。
もう同じ手は食わないと、今度は足元に充分注意しつつ奥へ歩を進めます。
しかし、そこで彼らを出迎えたものは……。
キャロライン『今度は何!? へ? 私達!?』
少女が差し向けた5体のぬいぐるみ。
何と、それがファンブラーズそっくりに姿を変えたではありませんか。
メンバーたちが次々に驚きの言葉を漏らす中……。
シロー『む、なんだあのむさ苦しい武僧かぶれは?』
アンタだよ。
鏡見たことないのか貴様は。
そんな中、クスクス笑ってパーティから遠ざかろうとする少女。
素早く反応し、それを追おうとするヴィヴィオでしたが……。
ヴィヴィオ『あ、てめぇ、待ちやがれ!』
――以下次号。
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今回の一言 |
『そこを……どけぇっ!!』
(スラーヴァ)
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普段穏やかな人間ほど、怒ると怖い。 |
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第5回
(2005/04/08) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
少女を追い、一人飛び出してしまったヴィヴィオ。
スラーヴァ『ヴィヴィオ、一人で突出するな! ――くっ、追いつけないか』
スラーヴァの声も届かず、彼の姿は城の奥へと消えてしまいます。
後に続こうにも、前には自分たちと同じ姿のぬいぐるみが控えており、まずはこれを倒さない限りは身動きが取れません。
その、問題のぬいぐるみですが……それらをざっと眺めつつ、シローが一言。
シロー『……残念だが、俺はそんなに不細工ではない』
言ってろ。
さらに、それだけに飽き足らずこの男は……。
シロー『それにスラーヴァはそんなにマッチョではないし、ローラは足が細くないし、キャロラインもコルセットが入ったような均整がとれた身体をしていない』
めっちゃ好き放題言いやがってます。
――当然、この発言を少女たちが聞き逃すはずもなく。
キャロライン『シ〜ロ〜さ〜ん? 今何とおっしゃられましたか〜?』
ローラ『シローさん、今さらっと酷い事言いませんでした?』
と、微妙に怒りの矛先がシローへと向けられることに。
それだけなら自業自得なのですが、とりあえず今は目の前の敵に対処せねばなりません。
迫り来るぬいぐるみたちに向き直りつつ、シローを睨みつけるキャロライン。
キャロライン『ちっ! シローさん! 後で覚えててくださいよ!』
怖っ!!
てか、『ちっ!』って……。
――ともあれ、今回の敵は自分たちです。
HPがやや少ないとはいえ、パーティの装備とアビリティをそのままコピーしており、その火力は侮れません。
キャロラインが偽ローラに集中攻撃を食らって倒れるなど、派手な展開になりました。
スラーヴァ『こんなことは、できればもう無しにして欲しいね……』
最後の一体を倒した後、苦い表情で呟くスラーヴァ。
彼からすると、いかに偽者とわかってはいても仲間の姿をしたものを斬るのは躊躇われるのでしょう。
一方、先ほど倒れたキャロラインは怪我を自らの手で治療。
ゆっくりと立ち上がったかと思うと……。
キャロライン『この口か! あんな事言ったのは!?』
怒りに任せて、シローの口を思い切り引っ張るという暴挙に。
――まあ、これは先の発言を考えると当然の報いと言えるでしょう。
その頃、分断されてしまったヴィヴィオは城の奥であの少女を見失ってしまいました。
確かにこちらに行ったはずなのですが、程なくして行き止まりにぶつかってしまったのです。
代わりに、後を追いかけてきた自らの偽者と一対一で対決する羽目に……。
しかし、ヴィヴィオはまったく臆することなく。
ヴィヴィオ『俺ぁ今虫の居所が悪ィんだ。他に誰もいねぇのはかえって好都合だぜ……』
不敵な表情で言い放つ彼の身体から、揺らめく炎が湧き上がり――
数分後、残されたのは原型を留めないほど焼き尽くされた黒い塊のみでした。
ヴィヴィオ『――手間ぁかけさせやがって。だがまぁ、試し撃ちには悪くなかったな』
煤だらけの姿で呟き、もと来た道を引き返すヴィヴィオ。
ファイアメイジとして見事に覚醒を果たした、彼の次なる戦いは……?
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今回の一言 |
(微妙に女性陣から目を逸らしつつ)
『シロー……いいからそのへんにしておけ。その挑発は、ある意味逆効果だ……』
(スラーヴァ)
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そもそも、あれは誰に対しての挑発だったのだろうか……。 |
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第6回
(2005/04/15) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
針の壁の次は自分たちのコピー人形と、相変わらず苦難の絶えないファンブラーズ。
本来ならば一致団結して危機を乗り越えなければならない場面ですが、シローの失言で微妙に不協和音が……。
キャロライン『均衡が取れてない体型って事は、私が幼児体型ってことか!? 全てがちっちゃいってことか!?』
問い詰めつつ、シローの口を引っ張り続けるキャロライン。
もう誰も彼女を止められません。
思わぬ窮地に立たされたシローですが、ここで近くにあった熊のぬいぐるみを拾い上げて一言。
何を言い出すかと思えば……。
シロー『まあよいではありませんか(腹話術風)』
良くねえよバカヤロウ。
しかし、一瞬毒気を抜かれたキャロラインが手を離したのをいいことに、この男はまだこんな事をのたまっていました。
シロー『……というか、俺は適当にものを言っただけなんだが。ひょっとして事実?』
全然反省してねえ……。
これを聞き、もう怒る気力すら失せてしまったキャロライン。
キャロライン『……いいもん。まだ望みは捨ててないもん。まだ成長するもん』
と、しゃがみこんで「の」の字を書き始めてしまいました。あーあ……。
そんな混乱の最中、一人で先行してしまっていたヴィヴィオが煤だらけになりながらも帰還。
まずは壊れた偽シローのぬいぐるみの首を抱え上げ、
ヴィヴィオ『おおぉっ!? シロー、なんて変わり果てた姿に! ……って偽者かよっ!!』
――と、軽いボケを挟みつつ。
ヴィヴィオ『てか、なんか殺気立ってねぇか、お前ら? ――スラーヴァはどうした?』
ローラ『うにぃ? スラーヴァ?』
言われてみると、さっきまでそばにいたはずのスラーヴァの姿がありません。
どうやら、皆がシローに気を取られている間に部屋の探索を行っていたようなのですが……。
スラーヴァ『――これは罠だ、俺のことはいいからこっちには来るなっ!』
部屋の死角となった位置から突然、スラーヴァの警告の声。
彼の身を案じる暇もなく、残された4人の前にはまたも自分たちのぬいぐるみが……。
ヴィヴィオ『スラーヴァ、どうした! ち、こんなんばっかりかよ!』
今回は誰も倒れずに全滅させることができたものの、周囲にはまだまだぬいぐるみがひしめいています。
業を煮やしたキャロラインの口からは、とうとうこんな爆弾発言が。
キャロライン『きりがない……仕方ない! シローさん、オサフネ波よ!』
は、早まるなキャロライン!
ローラ『キャロラインちゃん、それはまずいと思いますぅ><;』
ローラが慌てて窘める中、一方のスラーヴァは……。
スラーヴァ 『……仲間ならともかく、これなら戦うのに何の躊躇いもない』
自分の偽者と対峙しつつ、こんな一言。
やがてそれを打ち倒すことに成功すると、柄にもなく激昂していた自分を振り返って自嘲の呟きを漏らします。
スラーヴァ『――ここに来て、自分の役目をようやく思い出したよ』
決意も新たにセンチネルにチェンジ、スラーヴァは仲間の元へと戻っていきました。
クエストもいよいよ大詰め、ファンブラーズの運命や如何に。
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今回の一言 |
『もう! おまえらが悪いんだ!(八つ当たり)』
(キャロライン)
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犠牲となったぬいぐるみたちに合掌。 |
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第7回
(2005/04/22) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
際限なく湧き出す自分たちのコピーに、うんざり気味のファンブラーズ。
一度体制を整えようにも、部屋に一つしかない入り口は何故か固く閉ざされており、撤退すらままなりません。
唯一の救いといえば、前回分断されてしまったスラーヴァが無事に戻ってきたことくらいです。
キャロライン『も〜我慢の限界! ヴィヴィオくん、やっておしまい!!』
キャロラインなどは、短気を起こして色々と危ない発言を繰り返す始末。
そんな彼女にけしかけられ、こちらも我慢の限界だったヴィヴィオは思い切った手段に出ます。
ヴィヴィオ『ちょうど良いぜ、溜まった鬱憤を晴らすいー機会だ……』
背後に炎を纏い、自らの魔力を大きく開放するヴィヴィオ。
キャロライン『って、すごい殺る気だ!』
それを目の当たりにし、キャロラインも自らの言葉を棚に上げてこんな言葉を漏らしていました。
というか、最近どんどん物騒な性格になってやいませんか、キャロラインちゃん……。
程なくして、ヴィヴィオの大暴れにより壁となっていたぬいぐるみは消滅。
まだまだ敵の数は多いものの、とりあえずのフラストレーションは解消できたようです。
ヴィヴィオ『あーすっきりした。しかしどーにかしねぇとな、これは……』
――どうする、ファンブラーズ?
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今回の一言 |
『まあ、いいや。とりあえず根が切れるか、知恵がでるまで』
(シロー)
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何か、今回はヘンに落ち着いてるよな……。 |
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第8回
(2005/04/30) |
冒険結果
(別窓で結果が開きます) |
絶え間なく押し寄せてくるぬいぐるみを片っ端から壊しつつ、必死に脱出の方策を練るファンブラーズ。
あの少女を捕まえるのが一番なのでしょうが、部屋には彼女の声はすれど、肝心の姿は全く見当たらないのです。
パーティの姿が見えているようなその態度といい、どこかで様子を窺っているのは間違いないのですが……。
――ここで、スラーヴァが一つの賭けに出ます。
スラーヴァ『皆、一度目を瞑ってくれ。暗闇に慣らしておくんだ』
視覚以外の感覚に頼った方が隠れているものを見つけやすいかもしれないと、部屋の壁にかかっていたランタンの灯りを消すスラーヴァ。
そうして、暗闇と化した部屋の中に浮かび上がったものは……。
ローラ『ぼんやりとぉ何か光ってますねぇ? ――うさぎさん?』
シロー『あれを狙えば良いんだな?』
――それは、盗まれたはずの宝石を身に着けた兎のぬいぐるみでした。
打って変わって恐ろしい形相となり、問答無用とばかりに襲い掛かる兎に、パーティの怒りが爆発。
キャロライン『キレたいのはこっちだ〜!』
ヴィヴィオ『はっ、テメェなんざ焚き付けにしてくれるぜ!!』
スラーヴァ 『俺に仲間を斬らせた代償、ここで支払ってもらうぞ……!』
理由は少しずつ違えど、負けられないという想いは皆同じ。
ヴィヴィオとキャロラインの魔法、ローラの射撃が乱れ飛ぶ中、それぞれの武器を手に駆けるシローとスラーヴァ。
次々に増援が現れますが、それすらも片っ端から破壊していきます。
スラーヴァ『――どうした! 壁はこれで終わりか!?』
雑魚が一掃されると、慌てた兎たちはこぞって空中に避難しようとしましたが、それで見逃すほど彼らは甘くありません。
すかさず追撃を放って残る敵を撃墜、15ターンで戦いを制しました。
こうして書くと楽勝に思えますが、再更新前は30ターンまでもつれ込み敗北という厳しい結果に終わっていた今回。
スムーズに勝利を収めることができたのは、まさに幸運というべきでしょう。
さて、ようやく死闘を終えたファンブラーズ。
キャロライン『ふぅ。人形は大人しく動かないのが一番!』
やけに爽快な笑顔を浮かべるキャロラインを始め、メンバーたちが思い思いを口にしていく中、この人は――
シロー『……で、オチは?』
相変わらずこんな調子でした。
いや、オチって言われても。
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今回の一言 |
『け、種火にすらならねぇな。使えねぇ(ぺっ)』
(ヴィヴィオ)
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戦闘終了時の台詞より。
……荒んでるなぁ。 |
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