ファンブラーズ戦術 |
【前列】 |
スラーヴァ |
(守備的、得意距離/ランダム狙い)
HPアップ1、プロテクション2、ディフレクト2
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シロー |
(攻撃的、全体/低HP狙い)
HPアップ2、ストラングルホールド3 |
【中列】 |
ローラ |
(平均的、後列/低HP狙い)
エイミングショット3、スリープ2 |
【後列】 |
キャロライン |
(守備的、後列/低HP狙い)
メディカルテラピー1、ヒーリングコール2、キュア1、ホーリーウォール1 |
ヴィヴィオ |
(攻撃的、後列/低HP狙い)
マジックミサイル1、エナジーストーム2、エナジーボルト2 |
【基本戦術】 |
ワードで最も警戒すべきなのはクロスナイトのアル。
真っ先に狙いたいところだが、彼は遊撃・隊列騎乗が可能なため、どこに配置してくるかが読みづらい。
なので、思い切って彼を直接狙うのはやめることにした。
人数の不利をカヴァーするべく、まずは後列から着実に倒していくことを目指す。
基本はローラ・ヴィヴィオが魔法と投擲で後列を狙い撃ち、シローがストラングルホールドで詰める作戦。
ワードの前列は二人ともプロテクションが可能だが、魔法と体術に関しては庇うことができない。
シローが攻撃的なのは、ストラングル発動までの待機時間を減らし、攻撃回数を増やすため。
一方、防御を考えた場合は多少厳しい状況が考えられる。
相手も中・後列から狙ってくることが予想できるが、後列の二人のHPが同じで、(リストの上に名前がある)キャロラインが高確率で最初の標的になる危険があるためだ。
よって、彼女は守備的AIと海賊のドクロ装備で防御力を上げ、少しでも長く持ち堪えることを目標とする。
前列はスラーヴァがシローよりもHPアップのレベルを落とし、相手の前衛を引きつけることでシローを攻撃に専念させる構え。
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試合経過
(2004/10/16) |
試合前 |
総当たり戦2戦目、ファンブラーズにとっては初陣です。
半年ほど前、シローが取引所で蹴りを入れてからというもの、アルにとってシローは目の敵。
そんな数々の恨み(?)を晴らすべく、まずは宣戦布告。
アル『ちょんまげぇ〜、お誕生日死ねぇ! はっぴいぃばぁすで〜だ、こら〜』
と、手に持ったクラッカーをそのまま投げつけるアル。
(注:10/3はシローの25歳の誕生日でした)
対するシローも愛用の電動(?)ノコギリ“そるべんじゅ”でそれを打ち返し、両雄一歩も引く気配はありません。
試合へと向けて盛り上がりを見せる中、シローは少し考え込んだかと思うと、事もあろうにこんなことを言い出しました。
シロー『Wordか……わーどうしよう』
あまりに笑えないギャグに、一様に凍りつく一同。
気まずい空気に耐えかねてか、彼は
シロー『……死ねぇ!』
と、赤面しつつ叫ぶ羽目に。
ヴィヴィオ『あれは気にすんな。始めるぞ!』
冷静なヴィヴィオのツッコミに、気を取り直して試合開始。
しかし、その時シローの中で何かが壊れたことに気付いた者は誰一人いなかったのです……。
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SIDE:A
(別窓で結果が開きます) |
ファンブラーズの戦術は前述の通り。対するワード側も、予想通りキャロラインを標的に定めてきました。
攻撃魔法とストラングルを主なダメージ源として、ファンブラーズは第4ターンにローレックを沈めることに成功はしましたが、その間アルとミーナがキャロラインを狙い撃ち。
クリティカルも含めて、かなりの痛手を被ってしまいました。
スラーヴァのプロテクション等で第8ターンまでは粘ったものの、とうとうアルの攻撃の前に倒れるキャロライン。
直後にクリスを倒しはしたものの、ファンブラーズは回復役をまったく欠いた状態で今後戦わねばなりません。
次に狙われるのはおそらくヴィヴィオ。彼まで倒れれば火力の柱を失い、総崩れとなる危険すらあります。
パーティに緊張が走りましたが、続く第9ターンでヴィヴィオがミーナを撃墜。
彼に有効打を放てるのがアル一人となり、さらに人数の上でも上回ったことで流れはファンブラーズ側に傾きました。
シロー『チャンスだ! 逃がしはしねぇ!』
ノコギリを回転させて空高く跳躍し、相手目掛けて急降下するという、もはや人間離れした動きで暴れるシローを筆頭に、ワードに猛攻を仕掛けるファンブラーズ。
第10ターンにリスティ、第12ターンにランナと順当に倒し、ただ一人残ったアルをスラーヴァが落馬させると、すかさずシローが追い撃ち、13ターンで試合終了となりました。
今回は互いに攻撃に主眼を置いていたため、短く密度の濃い勝負になったかと思います。
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SIDE:B
(別窓で結果が開きます) |
こちらも、開始直後から後列の潰し合いとなりました。
第2ターンでアルのキャンターチャージがキャロラインに直撃し、クリティカルで458の大ダメージ。
ファンブラーズも負けじとローレックに攻撃を集中させ、次の第3ターンで彼女を撃墜と、SIDE:A以上に派手な展開に。
キャロラインはピンチに陥りつつも、自前の回避力、連続して発動したスラーヴァのプロテクションに助けられ、第9ターン、クリスが倒れるまで持ち堪えることに成功。
立て続けに必殺の一撃をブロックされたアルなどは、
『スラーヴァ、てめぇは俺様の邪魔をしすぎなんだぁ』
と、試合後に不平すら漏らしていました。
それにしても、「邪魔」とは人聞きの悪い(涙)
――せめて盾の本領発揮と言ってください、頼みますから。
その後の流れは、アルが落馬しなかったことを除けばほぼSIDE:Aと同様でした。
今回は運良く回避&プロテクションが効を奏したとはいえ、遊撃からのキャンターチャージの威力を改めて思い知らされた一戦でありました。
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試合後 |
試合が終了し、まずはお互いの健闘を称え合う両チーム。
アル『まぁ、決勝がんばるんだな。あばよ。』
アルがそう言って踵を返そうとした時、それは起こりました。
突如、背後に膨れ上がる殺気。
振り返ると、そこにはノコギリを手に仁王立ちのシロー。
シロー『……お前達は聞いてはいけないものを聞いてしまった』
どうやら、ギャグがすべったのが余程恥ずかしかった模様。
勝手に言っておいて、「聞いた」も何もないのですが、そんな理屈が彼に通用するはずありません。
スラーヴァ『シロー!? 待て、早まるな!』
目撃者は消すとばかりに鬼気迫る形相のシローを、慌てて止めに入るスラーヴァ。
ヴィヴィオ『お前ら逃げろ! ここは危険だ!!』
ヴィヴィオの警告が飛ぶ中、ワードのメンバーは撤退。
その後しばらく、ファンブラーズはシローの制圧に追われる羽目になりました。
まったく、この男は……。
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結果・得点 |
2戦2勝でファンブラーズの勝利。
獲得ポイント |
THE POWOR OF WORDS |
0P |
The Fumblers |
4P |
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