“手探りで進む者たち”
(The Fumblers)

クエスト日記
『死霊の騎士』
初回クリア:2004/05/18


The Fumblers
(初回クリア時)
ローラ キャロライン ヴィヴィオ シロー スラーヴァ
LV23 LV24 LV23 LV24 LV24
パスファインダー プリースト アルケミスト グラップラー ソルジャー

第1回 第4回
第2回 第5回
第3回 第6回

第1回
(2004/04/20)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

待ちに待った新クエスト。
道路調査という建前ではありますが、実際は死人たちとの過酷な戦いが待ち受けています。
状況を考えると、色々と面白いロールが出来そうです。

プレイヤー同士の話し合いの末、クエストを通してパーティぐるみのネタを仕込むことに決定。
今回は第一段階ということで、真夜中に死人さんたちとご対面です。

キャロライン『うう、恐いから来ないで〜!!』
シロー『とりあえず死……くたばれぇ!』


慌てふためく約2名をよそに、残りのメンバーはやけに冷静に対処。
ターニングアンデッドと、シローが『つかめりゃ何だって構わねぇ!』と、ヤケクソ気味に仕掛けたストラングルホールドが効を奏し、戦闘そのものは4ターンで終わりました。

――しかし、本当の悲劇はここから。

死人たちを退けて一息つきかけた時、シローの肩を軽く叩くものが。
振り向くと、そこには新手の死人たち。しかも、一体や二体ではありません。

シロー『でっ出たー!』
スラーヴァ『――くっ、数が多すぎる!』


突如現れた増援に前衛が奮闘している最中、後衛の3人はというと……。

キャロライン『きゃあ! きゃあ! きゃあ〜!!』
ヴィヴィオ『うわっ、落ち着けってキャロライン!』
ローラ『キャロラインちゃん落ち付いてぇ!』


パニックに陥ったキャロラインを何とか落ち着かせようと、大わらわのヴィヴィオとローラ。
しかし、完全に我を失っている彼女の耳には彼らの声も届かず……。

ヴィヴィオ『(げしっ!)……きゅぅ。』
ローラ『あ、ヴィヴィオくーん!』


キャロラインの攻撃がヴィヴィオにクリーンヒットし、何と一撃でKO。
いきなり大混乱のファンブラーズ。一体、どうなってしまうのでしょうか?

今回の一言

『って、本当にでるかぁ! まぁいい、死……んでますよね?』
(シロー)

微妙に丁寧語なのが、彼の弱気っぷりを表しています。

第2回
(2004/04/28)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

前回、キャロラインの乱心によりヴィヴィオが気絶。
一向に目を覚まさない彼を心配し、パーティはそのまま家の中で朝を待つことになりました。
幽霊の類が苦手な2人は、いまだに落ち着かない様子です。

キャロライン『うう〜、お化け〜。恐いよ〜……。早く帰りたいよ〜……』
シロー『こういう時は部屋の隅に塩を盛っとくといいらしいが』


そんな彼らを嘲笑うが如く、天井を破って亡者の群れが出現。
完全に不意打ちを受けたパーティは――

キャロライン『☆@$#&%¥□〜〜〜!!(声にならない悲鳴)』
スラーヴァ『天井から!? くっ、みんな下がるんだ!』

それを見て、ヴィヴィオを膝枕で介抱していたローラも動きます。

ーラ 『――キャロラインちゃん、下がってぇ! (ごん) あ……』

今、何か(ごん)っていった!?

ローラが急に立ち上がろうとしたことで、ヴィヴィオが頭から床に落ちた模様。
だ……大丈夫か……。


一方、その頃のシローさんは。

シロー『ぬお! 死……生きろぉ!』

もの○け姫のア○タカか、アンタは。
いくら相手が元々死んでいるからといって、何でも反対にすればいいってわけでは……。
――とまあ、かなり頭の悪そうな発言(失礼)を交えつつ、なし崩し的に戦闘開始となりました。

不意打ちの影響か、いきなりシローがファンブル。
さらに毒を受けて一時はピンチかと思われましたが、混乱しつつもキャロラインのヒールライトが全員に飛び、タイミング良く回復。
ヴィヴィオの魔法が無いぶん前回より長引きはしたものの、戦闘は11ターンで危なげなく終わりました。

戦闘後、もはや家に留まるのは無理と判断した一行。
再び頭を打った影響か、目覚める気配のないヴィヴィオを抱え、深夜の村へ繰り出す事に……。

――ファンブラーズ、そしてヴィヴィオの運命は?

今回の一言

『どうだ! 生きてるって素晴らしいだろう!』
(シロー)

リビングデッドに止めを刺した際の台詞。
いや、自慢されても困るというか……。

第3回
(2004/05/04)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

再三にわたる死人の襲撃に、とうとう家を飛び出した一行。
なおも気絶したままのヴィヴィオをシローに預け、村の調査に乗り出すことにしたのですが……。

キャロライン 『ぐすん、ぐすん。……あ、れ? なんでヴィヴィオくん、担がれてるの?』

微妙に状況を把握していない(記憶が無いとも言う)キャロラインをよそに、前衛の二人はこんな会話を交わしていました。

スラーヴァ 『シロー、そんな荷物を扱うように抱えないでくれ』
シロー 『大丈夫、悪いようにはしないから』


心配そうなスラーヴァの言葉もどこ吹く風で、乱暴にヴィヴィオを担ぎ直すシロー。
どう悪いようにしないのか不安を覚えつつ、またもや現れた死人たちを相手に戦闘を開始する事となりました。

――が。

シロー『(香港アクションなみにヴィヴィオを振り回し)――さあ来い!』

悪い予感的中……。

この回、シローの動きはめざましく。

シロー 『とう!(少年を上に放る)やぁ!(足で相手を固め落下するヴィヴィオを受け止める)……オサフネドッキング!』

こんなことや、

シロー 『(ヴィヴィオを振り回し)アーンド、ヴィヴィオタイフーン!』

こんなこととか、

シロー 『ヴィヴィオシールド!』

こんなことまで。

なんだかとっても楽しそうです、シローさん。
――てか、それって仲間を盾にしてませんか?

あげくの果てに、こんな発言まで飛び出す始末。

シロー 『どうだ、これがコンビネーションだ!』

ひでえ。

大暴れをする彼を筆頭に、他のメンバーの攻撃も冴え渡り7ターンで戦闘は終了。
さりげなく狂暴化(AI攻撃的設定)しているキャロラインも、クリティカルで大ダメージを叩きこんでいました。

とりあえずは一安心といった瞬間、さらなる悲劇が……!

シロー 『よっしゃ止めだ、ヴィヴィオミサイル死ねぇ!』

叫びつつ、死人目掛けてヴィヴィオを放り投げるシロー。

――待て。
その『死ねぇ!』はヴィヴィオに対してなのか!?

意識不明のまま、人間弾頭にされてしまったヴィヴィオ。彼の未来はどっちだ……。
てか、生きてる……よ、ね?

今回の一言

『だら―――――――ん』
(ぐったりとして動かない)
(ヴィヴィオ)

シローに散々振り回され、終いにはミサイルにされたヴィヴィオ。
果たして彼の復活はあるのか!?

第4回
(2004/05/11)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

クエストもいよいよ佳境。
数々の酷い仕打ちに、もう目を覚まさないのではと心配されたヴィヴィオでしたが……。

ヴィヴィオ 『うー……ん……? あ? 俺、どうしたんだ?』

と、無事に復活。
安堵する仲間たちをよそに、ヴィヴィオを窮地に追い込んだ原因の大半を担っているはずの彼は……。

シロー 『(うんざりとした表情で)なあ……もう帰んないか?』

反省の色、まったく無し。

とはいえ、次々と襲い来る死霊の群れに疲弊してきているのも事実。
キャロラインは精神的にかなり追い詰められ、ローラも疲労の色を隠せない様子です。
確かにこれでは、シローでなくとも帰りたくなるというものでしょう。
――あまりにあんまりという気はしますが。

そんな中、村の探索を続けるパーティは教会の裏で怪しげな儀式を目撃。これは、何か関係があるに違いありません。
近付こうとした時、死人たちがまたも現れ、今度は壁となって立ちはだかってきました。
やむを得ず、今夜何戦目かもわからない戦いに臨みます。

キャロライン 『もうやけくそよ〜!!(>_<)』
シロー 『こうなったらもう一度殺してやる、死ねぇ!』


居直った人間は強いということなのか、やけにクリティカル率の高い二人。
特にシローは新必殺技「七天抜闘璽撃拳」(しちてんばっとうじげきけん)にて、次々とリビングデッドを爆破

少々敵の数は多めだったのですが、ヴィヴィオのエナジーストームの援護もあり、物ともせずに6ターンで戦闘終結。
邪魔者が消えたと思った瞬間、パーティにゆっくりと近づいてくる一つの影がありました。

『ギシキヲサマタゲルノハダレカ……』

見ると、それは死霊の戦士。今までの死人たちより、確実に格上の存在といえるでしょう。
さらなる戦いの幕開けとなったその時――。

ローラ『ファンブラーズですぅ』

律儀に答えちゃってる人、約一名。

あああ、緊張の糸が一気に……。
一方、キャロラインはというと。

キャロライン『ガ、ガイコツガ喋ッタ〜〜!!』

こっちはこっちで相変わらずのようです。
なんだか微妙に盛り上がらないのは……気のせい?

今回の一言

『いやあ、言いたい事が言えるとスカッとするもんだ』
(シロー)

今回の戦闘、思う存分『死ねぇ!』と言いまくった後の台詞。
いや、そんな爽やかな顔で言われても。

第5回
(2004/05/14)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

何が起きようともマイペースなファンブラーズですが、クエストもそろそろクライマックス。
それに合わせ、だんだんと敵の数も多くなってきました。

今回は死霊の戦士を加えた7体が相手。
数の上ではこちらが不利かと思われましたが、やはり現在の戦力では敵ではなかったようです。

結果、たった7ターンで殲滅。
パーティの役割がはっきり分けられてきたせいか、最近やけに強力になってきた気がします。
3桁のダメージも見慣れてきたことですし……。

それはさておき、パーティの前では謎の司祭が禍々しい儀式を続けています。
どんなものかはわかりませんが、村の状況から察するにロクなものではないでしょう。
パーティも、ここは徹底抗戦の構えのようです。

次回、いよいよボス戦。――ファンブラーズの運命や如何に。

今回の一言

『帰りてぇのはやまやまだが、やられっぱなしは性に合わねぇからな。
 もうちょっと付き合え。……イヤとは言わねぇよな?』

(ヴィヴィオ)

もう帰りたそうなシローに、ヴィヴィオが言った台詞。
彼の顔は笑っていましたが、額には青筋が浮かんでいたそうです。
気絶中の数々の仕打ちを何となく悟ったのだろうか……。

第6回
(2004/05/18)
冒険結果
(別窓で結果が開きます)

死霊クエストもとうとうラスト。
今までが楽勝だったので最後は派手にいこうと、プレイヤーたちは迷わず難易度の一番高いルートを選びました。

スラーヴァ 『死者の魂を弄ぶ……貴様だけは許すわけにいかない!』

珍しく熱くなったスラーヴァが、真っ先に飛び出して祭壇を破壊。
しかし――時はすでに遅し。儀式は、完成の時を迎えようとしていました。

そして、ファンブラーズの前に姿を現した死霊の騎士。
――いざ決戦と、戦闘開始です。

敵の数が多く、その一部は騎乗・空中の隊列。
これで少しは緊張感のある戦いを演出できるかと思えたのですが……。

怒りで冷静さを欠いているのか、スラーヴァがミスを連発していたものの、ヴィヴィオの魔法・ローラの射撃が走り、敵の戦力は確実に削れていきます。
シローも、毒に冒されながらローリングソバット&短剣のコンビネーション(クリティカル)でリビングデッドに421ダメージ(自己新記録)を叩き出すなど奮闘。
……逆境にはどうやら強いようで。

ラスト、ヴィヴィオが放ったファイアーボールが死霊の騎士を馬上から叩き落し、落馬のダメージにてこれを屠ることに成功。
長引くかに思われましたが、結局は12ターンでの決着となりました。
何となく物足りない気もしますが、折角勝てたのだからとりあえずは良しとしておくべきでしょう。

次回はローラとキャロラインのクラスチェンジを挟み、その次から新クエストの予定です。
この勢いがどこまで続くのか、楽しみながら進めていこうと思います。

今回の一言

『あ、スラーヴァ……仕方ないなぁ』
(シロー)

珍しく怒りも露に、祭壇を破壊すべく走り出したスラーヴァを見た時の台詞。
人間、自分より激情に駆られる人間を前にすると妙に落ち着いてしまうものですが……
それにしたって、あなたにだけは言われたくないでしょう、彼も。